思い出
駅はいつも新しい世界への入口です。 映画を見るために大きな町へ。部活動のために少し自慢できる道具を買いに知らない町へ、就職試験のために一度も訪れたことがない街へ。 列車が駅を離れるときは幾ばくかの不安を感じ、けれど見たことがない景色に心躍らせ、戻ればどこかがほっとする。 年齢を重ね地元を離れても、そこには様々な思い出が残り続けている、それが地元の駅、わたしたちの千厩駅。 形は変わっても大船渡線は、これからもわたしと誰かの出発点であり続ければいいな。
50代男性:一関市在住
駅はいつも新しい世界への入口です。 映画を見るために大きな町へ。部活動のために少し自慢できる道具を買いに知らない町へ、就職試験のために一度も訪れたことがない街へ。 列車が駅を離れるときは幾ばくかの不安を感じ、けれど見たことがない景色に心躍らせ、戻ればどこかがほっとする。 年齢を重ね地元を離れても、そこには様々な思い出が残り続けている、それが地元の駅、わたしたちの千厩駅。 形は変わっても大船渡線は、これからもわたしと誰かの出発点であり続ければいいな。